頭ん中
弱いから何も否定できない。
鏡に写っている、普段見ない角度の部屋が怖い。
どんどん闇は拡がるけれど、
なんだ?こんなもんかって思う自分もいる。
隅々まで目が行き届くこともあれば、目の前のことにさえ気付かないこともある。
どこまでだって落ちぶれることも出来るし、どこまでも登れるような気もしなくもない。
昔ホームレスを見た時、彼はこんな未来を考えもしなかったろうに。と思った。
それはつまり自分もそうなるかも知れないってことで、酷く不安な思いをした。
ほんの少し間違っただけで実際にそうなりかねないから。
自分の為だけに生きるのは楽だし、ある程度楽しいけど、
楽なことには虚しさが伴う。
それに勝っているうちはいいけれど。
まずは最低のところを思い描くのは、もう大分昔からのようだ。それは物心付く前のことかも知れない。
何か辛い思いしたのかな?全然知らない。
最低最悪の状況で、そんな自分がいるとして、
そこから出来るだけ遠ざかろうとする。はい上がろうとする。
よく分からなくなってしまったけど。
弱いから何も否定できない。
不満なこと解らないこと
全部を認めようと努力して、肯定的な態度で臨んで、
理解出来たらツイてるし、
出来なかったらそれだけのこと。
おやすみ自分。
ちゃんと起きろよ自分。