流れていく

お月様に睨まれて
今日も僕は肩をすくめる。



嫌なことをふと思い出して、左の顔が歪んだ。



悲しくなって君のことを思った。

寒いのは苦手だ。明日は何もない。やることをやる気力がない。楽しくない。風が冷たい。寂しい。人恋しい。
君の横顔は素敵だ。たまに思い出す。はっきりと。本当に綺麗。






明日は何か探しに行きたいのだけれど、今日みたいに何もないだろう。


君に電話しようか?
馬鹿らしい考えだ。出来る筈もない。僕は電話が嫌いなんだ。
僕は自分が嫌いだ。こうやっていつも不甲斐ないから。








朝は綺麗にやってくる。透き通る空気が何もない所からやってくる。

これから朝を待っても良いのだけれど、風邪を引いてはつまらないから帰って寝ることにしよう。


わだかまりは放って置こう。


何でもいい


明日、太陽を感じられれば


ほんの少しドラマがあれば


他人と他愛もない話しが出来れば


満足しよう。








流れに逆らえば何にでもなれる。だけど僕には勇気も力も無い。



何とかして下さい。。







だから・・・明日よ、サヨウナラ。
僕は意外と元気です。



他人を庇う必要もなし。